【お金の価値観】③

【(2)投資は危ないもの】

 

●投資は危ないからダメ


●投資はギャンブル

貯金が一番

身内が投資に失敗して大きな損失を被(こうむ)ったため、

「投資はギャンブル。やってはいけない」と言われて育った方

 

このような環境で育った子どもは、

「悪銭身につかず」

「働かざる者食うべからず」

といった価値観を作り上げ、絶対に投資はしない、

貯金しかしないという行動を取りがちです。

 

 

また、先日「ギャンブル好きの彼氏に困っています」というSNS投稿を見かけました。

 

よく読んでみると、

彼氏がつみたてNISAという投資にはまり、将来の資産形成のために彼女にもすすめているとのこと。


彼女は「彼氏が投資詐欺に巻き込まれているのでは?」と心配になって両親に相談したら、


「投資はギャンブルだから、やめさせたほうがよい」とアドバイスを受けたそうです。

 

そのSNS投稿には、「問題なのはあなたとあなたの両親。お金の勉強をしましょう」とのコメントがついていました。

 


このように、まだまだ「投資はギャンブルだ」と思い込んでいる人は多いのですね。

 

 

ちなみに、

日本は江戸時代まで投資先進国だったのをご存じでしょうか。
世界で初めて先物取引が誕生したのも日本でした。

 

ところが明治時代に入り、

国を強くするために工業国を目指すことになっていきました。


それに伴い、

小学校から「勤勉に働いて貯蓄に励もう!」と教育されるようになったのです。


その後も国のために、

戦時中は戦争のためにと貯蓄が奨励され、

投資の文化は失われていったと言われています。

 

 

日本人が「貯金が一番」という価値観を持つようになったのは、こうした歴史から考えると自然な流れかもしれません。

 

 

しかし、

健全に投資を行うことは、豊かな人生を送るうえでは大切な備えです。

 

2024年はNISA制度が恒久化されるタイミングでもありますので、

 

これを機に誰もが気軽に、

 

健全な投資ができるよう、

 

 

お金の価値観を見直していただければと思います。

 


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続きは

【お金の価値観】④にまとめてみました👇

https://mitsueito.hatenablog.com/entry/2023/10/02/232542