「クレームが来ると、イヤだな」
「反対する人が出ないといいんだけど」…
何かをやろうとするときに、
必要以上に周りの反応を気にする人がいます。
「やりたい」という意欲はあっても、
それ以上に「批判されたくない」という気持ちを持つ人は、少なからずいます。
もしかしたら、
あなたもその1人かもしれません。
批判を恐れるのは、周囲を気遣うこととは違います。むしろ批判する人に対しておもねることです。
周りの反応ばかりを気にしていたら何もできません。
批判を恐れて、何もしない、
あるいは、その人たちの意図に沿うような行動をするのは、まったく意味のないことです。
何をするにせよ、周りの反応は次の3つに分かれます。
それは、「賛成してくれる」「どっちつかずで、日和見をする」「批判する(反対する)」です。
その配分はと言うと、2:6:2です。
これは、何をするにしても必ず反対する人が2割はいるということです。
逆に言えば、何をしても賛成してくれる人も2割はいます。
批判を恐れるのは、わずか2割の人の意向を気にしすぎることにほかなりません。
この人たちの気持ちに沿うような行動をすることは、
残り8割の人をないがしろにすることです。
批判を恐れるがあまりに、
結局は可も不可もないことをするので
全体として支持が広がりにくくなります。
8割の人が離れてしまえば、
何をするにしてもうまくはいかなくなります。
2割の人におもねると、
大きな成果を出せずに終わります。
しかも自分のやりたいようにやれなかったという消化不良になります。
本当にもったいないことです。
最初から批判を恐れずにやりたいようにやれば、2割の人は賛成してくれます。
この場合、批判する人の意向に沿ったときと、成果は同じかもしれませんが、やりたいようにやっているので、達成感があります。
それでもやり続けていくうちに、「どっちつかず」の6割の人も、やがて支持してくれるかもしれません。
むしろ大きな成果を得られる可能性はグーンと高くなります。
どちらに徹するべきなのかは、一目瞭然です。
批判を気にするのは悪くはないですが、
それを恐れて行動を抑制してしまえば
空しい思いしか残りません。。。
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